リモートセンシング

衛星画像データ、航空写真、熱観測画像を利用した計測、測量技術

リモートセンシングとは、「物体に触らずに調べる」技術です。
その方法は多岐にわたりますが、人工衛星にセンサー(測定器)を搭載して観測した画像やデータから、
海、川、森、都市などの反射や自ら放射する電磁波を利用することで
さまざまな調査・計画の情報データや資料として利用できます。

01.

衛星画像を利用した技術

森林樹冠密度の推定手法(FCDモデル)

FCD(Forest Canopy Density)モデルは、人工衛星で観測された衛星画像データをリモートセンシング情報として利用し、生物物理的現象をモデル化して森林樹冠密度を求める手法です。
FCDは、持続可能な森林管理をおこなう場合に、森林の資源状態をモニタリングする指標として、有効なパラメータとなり、現地調査を軽減し、汎用性・安定性が高いのが特徴となります。

02.

航空写真を利用した技術

みどりの実態調査(緑被率調査)

航空写真を使用して、樹木や草などのみどりに覆われた領域「緑被地」を判読・抽出し、そこから緑被率(緑被地の占める割合)などの有益な情報を導きます。
この情報を図面化・GISデータ化などさまざまな形式の情報に変換することで、自治体などの調査・計画などの情報データ・資料としての利用されています。

03.

熱観測画像を利用した技術

地表面温度分布

航空機や衛星に搭載した赤外線センサにより地表を観測したデータを利用することで、地表面の温度分布状況について把握・解析することが可能となります。
観測データは、撮影対象の温度状況(温度差)を視覚的に捉えるだけでなく、現地調査や資料を併用することで地表面温度の算出することも可能となります。
また、人工衛星により観測されたデータでは、より広範囲の温度状況を捉えることができ、過去の観測データと併用することで、経年変化の把握も可能となります。

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業務内容

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